博多山笠講座・流に生きる通り(山の見どころ)

流に生きる通り

 

”博多部”・”土居町”

櫛田神社の通りは通称「土居町通り」。町名整理で「土居町」は消えたが、博多祇園山笠「流」には生きている。櫛田入りの時には、全流が勢揃いする。追い山馴らしは14時頃から(15:59分櫛田入り)・追い山は2時頃まで(4:59分櫛田入り)に次々と山笠が集結する。

町名整理にて片土居町や下土居町などが消えた。

 

”旧東筋町”と”須崎問屋街”

御供所町から呉服町への旧東筋町。昔ながらの老舗や一風変わったお店が並ぶ情緒あふれる裏通り。
山は「博多山笠発祥之地」の石碑がある承天寺の清道を回って、古い町並みが残る狭い道を駆け抜ける。

須崎問屋街はかなりイメージが変わりつつあるが、昭和の名残りを残している。追い山最後の角を曲がると「追い山廻り止」のアーチが見え、最後の直線300メートルを猛ダッシュで飛び込んでくる。ゴール直後の男達の姿には無事、山を終えた達成感や長い期間のプレッシャーや疲れからか感極まる者もあり、思わず感動ものです。