御神幸(御神興)

福岡市無形民俗文化財

福岡市内でもっとも豪華絢爛な時代絵巻の筥崎宮の御神輿行列をぜひ一度ご見物ください。

 
2年に一度(西暦の奇数年にあたる 2015年、2017年…)行われる御神幸(御神輿行列)は9月12日(御下り)と14日(御上り)に氏子約500名の奉仕により厳粛に齋行します。
 
御下り(9月12日18時~)
清道旗(せいどうき/神職によって祓い清められた道である証)を先導に、筥崎宮の御神霊を乗せたお神輿を取り巻くように、多くの氏子や威儀物(いぎもの/ご神具)「筥崎宮」を出発。九大病院前や、JR吉塚駅前、箱崎小学校前などをまわり、22時に頓宮に到着。 
 
御神幸中、お神輿の御神霊にお詣りした後、氏子が奉持する賽銭箱(さいせんばこ)にお賽銭をなげると、賽銭箱が上下に揺れる様も楽しみのひとつ。
 
御上り(9月14日19時~)
「御下り」のコースを逆に進み、約1時間かけて「筥崎宮」へ。最後の数百メートルを、それぞれの道具を持ったまま氏子が力一杯走る“走り込み”が見所のひとつ。